講義録

「これからの看護」坂本すが氏(東京医療保健大学副学長)これからの介護医療経営塾 

皆さまこんにちは。堀田慎一です。

今月のこれからの介護医療経営塾では、
日本看護協会前会長の坂本すが先生に講義いただきました。
会長時代には聞けないご自身の経歴や自分自身で考えこと
会長時代の葛藤などのお話が満載でした。

私がデイリーレポート5月号巻頭言で執筆した
「外からではなく内から滅ぶ」を引用し、
坂本先生自身「私が問題意識として持っていたのはまさしくこのことです」
というところからはじまりました。

講義を伺うと「このままではいけない」という意識を
会長自身が保有し対応してきたことが語られています。

0.はじめに
1.なぜかこうなった
2.看護政策の提言と実現
3.医療看護を取り巻く社会の変化
4.2025年に向けた「看護の将来ビジョン」
5.新しい情報技術の到来
6.これからのリーダーへの期待

講義は上記のような7章立てです。

看護とは何かー
生きる力を引き出すということ

なども引用されていますが、看護師には聞いていただきたい内容が含まれています。
看護師全員に聞いていただきたい話です。

【講演トピック】
・日本看護協会とは
・日本看護協会の使命
・基本戦略:6つの実現手法
・協会長時代に考えていたことは
・なぜ、看護に「政策」が必要か
・看護管理者が政策をつくる
・政策はどのように実現されるのか
・看護に関わる法律
・社会を動かすためのルール
・日本看護協会と日本看護連盟
・日本看護協会が取り組んだ主な看護政策提言
・看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
・DiNQL(労働と看護の質向上のためのデータベース)事業
・特定行為に係る看護師の研修制度
・看護師の役割拡大に関する検討の経緯
・特定行為研修制度の趣旨
・少子・超高齢社会の患者像とは
・疾病構造の変化
・要介護度別認定者数の推移
・医療改革の方向性
・病床機能分化のイメージ
・医療・介護の提供体制の将来像
・2025年に向けた看護の挑戦「看護の将来ビジョン」
・看護職員就業者数の推移
・看護職の働く場所は
・これからの看護職に求められる力
・地域包括ケアシステムにおける看護師の活動
・これからの看護職に求められる視点
・看護って何だろう、看護師の仕事って何だろう
・ペイシェンツ・アイズ
・IT ICT AI IoT?
・残る「看護」は何だろう
・リーダー(管理者)のなすべきこと
・まとめ

【サンプルムービー】

▼ご案内
次回のこれからの介護医療経営塾は、このような内容を予定しています。
http://g-msa.org/pub/nextevent-keieijuku
毎月先着3法人様のみ、見学を受け付けております。
下記よりパンフレットおよび見学会のご案内をお受け取りください。

▼パンフレット請求および見学会のご案内はこちら
https://g-msa.org/pub/contact

※1 経営層の方のみ参加可能です。
※2 塾の見学は無料です。(無料見学は1回まで)
※3 宿泊先手配と宿泊費は参加者様にてお願いいたします。
※4 塾講師、塾会員に対する営業行為、迷惑行為などは固くお断りいたします。

【坂本すが氏・講師略歴】
日本看護協会の先代会長の坂本すが氏にご登壇いただきます。
現在は、東京医療保健大学の副学長を務められ、看護者と患者、病院、地域など、
看護をとりまく人と人の「連携」のあり方について主に研究されています。
2011年から6年間、日本看護協会のトップを務めた坂本すが氏から、
看護師が学ぶべき現在のトレンドについて講演いただきました。

東京医療保健大学ホームページ
http://www.thcu.ac.jp/database/detail.html?id=453

収録日:2019年5月18日

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